jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

83)検察取り調べ

逮捕から48時間以内に警察は検察に送致する。で24時間以内に拘留を決定する。10日拘留し、更に10日拘留延長出来る。早い話、逮捕から20日とちょっとで起訴されるということ。

裁判官が拘留を決めるが、事務処理だ。判断なんてない。そもそも、裁判官と話をする前に拘留するという書面が作られている。

預り金違反で起訴された翌日に詐欺で再逮捕された。ストーリーが出来てたわけだ。じゃあ、検察と話する必要は無い。どうせ有罪なら、黙秘すれば良かったと思う。ムショのヤクザは、黙秘は権利があるだけと言っていたが、それはそのヤクザの強盗とは違うので、俺は黙秘すれば良かった。

これも弁護士がついていれば、対策出来たわけで、初動で躓いていた。

検事になんで俺が逮捕されるのかわからない。何をどう判断するのかと言ったら、話を聞いて責任の度合いを決めると言っていた。そうじゃない。考えていない。ただ、起訴して有罪にしておこうとはなっから決めている。であれば、こちらも喋る必要ない。

留置所から地検まで、縄に繋がれてバスに乗る。地検に着くと、縄が解かれ十人くらい入れる部屋に入れられる。便器が小さなウエスタンドアで隠れているが、むき出しと言っていい。昼はコッペパンが配られ、片腕だけ手錠が外される。みんな器用にジャムをパンに塗って食う。人じゃなく家畜だよね。

検事調べが終わると部屋に戻され、全ての者が終わるまで待つ。そして4時頃バスに乗る。常に手錠を紐で繋がれている。これ、有罪が確定していないのに、いいのか?

池袋署についたら、留置係から「お帰り」と迎えられる。

しかし、検事もクソだよね。書類なんて吟味していない。必ず探し出すからな。ムショにいたってことは、その辺の素人じゃねーことは、わかっちょるよな。

82)警視庁到着。池袋署に留置。

警視庁前にはマスコミがカメラを構えていた。当然、警視庁から情報提供されるわけだが、このマスコミも冤罪に加担している。写真を撮って、「こいつが犯罪者だ」と全国に知らしめているが、責任は取れるのか? 俺はこいつらもカスと思う。逆に冤罪だとわかると、国は責任を取るべきと平気でぬかしやがる。クソだろう。早稲田か慶應卒か知らんが。まぁ、警視庁の俺様は力があるんだぞと思っているのと同じで、「俺様は全国版の一流ジャーナリスト」と思っているんだろうね。東大に行けないカスどもに限ってそうだ。ホリエモンが大学は東大でしょうと言ってるのはうなずける。俺様も不勉強だから東大に行けなかったわけだ。

 

で、警視庁で逮捕をどう思うと聞かれた。これもアホな質問だ。不当逮捕と言っておいた。池袋署に連れて行かれる時、別室でうなだれた女性を見た。経理部長だ。別に本人が悪いわけではない。辞めない社員の給与も払わなければならないし、自分が辞めるわけには行かなかったわけだ。ある種、被害者ですよ。我々も。投資家に投資しろなんて言っていない。

 

で、池袋署についた。三階が留置所だ。厳しいおっさんが、ノゾキ穴からこちらを見て、ドアを開けた。歯ブラシなど、900円で買わされた。パンツも没収された。留置所のパンツを履く。生活のマニュアルを渡され、覚えろと言われたが、数分では覚えられない。「今日から○番と呼ばるから」と言われた。あぁ、テレビの刑事ドラマで見た通りだ。

 

記憶が薄れたが、6:30に点呼。布団をしまって、ハミガキをして、弁当を食う。漬物と飯だけの弁当だ。味噌汁はインスタントを湯呑に入れてお湯を注いでもらう。8時前後に、検事調べがある奴らが、ムカデみたいに縄で繋がれてバスに乗る。

拘置所移送の奴らも含まれる。不起訴で出る奴は別途手配され、出て行く。

それが終わると運動と言われ運動の部屋に行くが、実際はひげ剃りタイムだ。そして官本を借りて必要があれば、ロッカーから便箋などを出して房に戻る。コロナがひどくなり、中止されたが、新聞も回って来る。

 

風呂は月木の2回。15分。 パンツ、半袖、ジャージも交換出来る。シャンプーは備え付けがある。俺は無呼吸で独房だから、唯一の情報収集場所だ。ただ、会話は許されていないから、それなりに!

 

昼はコッペパン二本と小さい唐揚げ、夜は芸術的に不味い弁当。部屋ごとにハミガキをして点呼。21時消灯。クソ紙は「願います」と言って貰う。他の署は少ししかくれないと聞いたが、池袋署はちゃんとくれた。みんないい人だった。日中は何もすることがないし、出来ない。勉強の本も差し入れ出来ない。勉強する場所じゃないという理屈だ。

 

この間にも、お前アホかというくらい取り調べがあった。逮捕したから、もうこっちのものだという感じだ。留置係の人が、このケースだと、起訴後に再逮捕だろうと教えてくれた。最初は怖かった人も「未来通信だったか、似た事件だよね」なんて気さくに言ってくれた。

忘れもしない、預り金で起訴された翌日、逮捕から一ヶ月後、詐欺で再逮捕された。回って来た新聞は、その記事が塗りつぶされていた。為体弁護士に何度も手紙を出したが面会に来ない。どうすれば良いかわからない。

 

そうそう、点呼は胡座の姿勢で両手を広げて番号を言うんだよ。

81)逮捕 何が間違っていたのか。今だからわかる。

多少余裕が出てきた。スマホデザリングでノートPCから打ち込んでいる。やはり、スマホよりは打ち込みしやすい。余裕が出てきたと言うものの、前科者・多額負債有・非正規の給料で刺身なんぞ食えない・民事係争中で当然敗訴だろうという状況に変わりはない。

 

仮釈放になり、なんとかスマホを契約し、ブログを始めたが、一覧をざっと見ると、まとまりがない。人質司法にものを申すことが目的だったが、関係ないことも書いている。

余命いくばくかになったら、檻の中に入れた原告・その弁護士・生活安全部経済課・検察官・裁判官の誰でもいいが、丁重なご挨拶に伺うつもりであることも、変わりはない。

 

朝いきなり踏み込まれて逮捕されたわけだが、多少落ち着いた今、順を追って状況を解説したい。

 

先ず、任意聴取は逮捕の1年前から始まった。預託商法をやった社長とその側近はとんでもない奴らだ。何をどのようにしていたのか、良かれと思って懸命に説明した。自分が容疑者であるとは書類でわかっていたが、自分では協力者だという意識が高かった。被害者と会社の橋渡し役もしていたから。ここが、第一の間違い。大川原社長も言われていたが、黙秘すべきだった。奴らは有罪にして、出世するのが目的だ。

 

次第に調書が、自分を犯罪者だのように作ってあることがわかり、訂正を求めたこともあった。その時、巡査部長はいちいち上司に電話で修正の是非の許可を得ていた。ここで可笑しいと判断し、指印拒否すべきだった。ここが第二の間違い。検察は指印が押してあれば、自白の動かぬ証拠ととるわけだ。押さないと裁判官の心象を悪くするぞと言われたが、違う。押したら認めたことになるだけだ。

 

何が痛いかというと、ゼニがなくてちゃんとした弁護士に相談できなかったことだ。餅は餅屋だ。ゼニを借りてでも、弁護士に委任すべきだった。この時、以前から連絡をとっていた弁護士に相談したが、この弁護士、後でわかったが、いい加減な弁護士だった。ネット検索して、きちんと調べ、刑事弁護士を雇うべきだった。まぁ、自力でもなんとかなるだろうくらいに考えていたことも確か。ここが第三の間違い。

 

事前に刑事専門の弁護士に相談していれば、逮捕された直後に面会に来るし、アドバイスも適格にする。また、知人家族若しくは協力者への連絡、必要なものの差し入れもしてくれる。(はずだ) 

 

ちゃんと対応していれば、逮捕されなかったかもしれないし、されても執行猶予になっていた可能性もある。

 

逮捕状を見たが、何人かの社員の名前が見えた。ああ、俺だけじゃないんだとは思った。そして、家の中をあれこれ見て、ノートパソコンや人事発令書などを押収された。殴った、盗った、という事案なら押収もわからないでもない。なんで普通に任意聴取に協力していた俺が逮捕され、ものが押収されるのか、悔しかったね。

 

あれよあれよという間に、わけもわからず警視庁につれていかれ、そこから池袋署に留置されたわけだ。なんの知識もないまま。

 

自宅から出て数分したところで、もう一人の巡査部長が同僚に「ワッパかけないと」と言いやがった。ふざけやがって。高速に入る前にコンビニでおにぎりを買ってきて、それを食えという。「ふざけんな、お前らからもらったものが食えるか」と言って突き返した。

 

午前中に警視庁に到着した。次はどうなるか、全くわからない。

 

80)小金井公園

航空記念公園の上をいくな。素晴らしい。西東京いこいの森公園が、かすむ。施設にいた時、南池袋公園に通っていたが、南池袋はシティーの匂いがする公園で、それなりに良い。小金井は住宅地の巨大公園としてはかなり良い。

困るのは、公園で酒くらうと帰りがしんどい。自転車で40分はかかる。少し休まないと、自転車をこげない。

前科者、民事敗訴見込。このくらいしか楽しみない。

ところで、公園で出会いはないのか。はま寿司奢ってくれる女はいないのか? いないな。

79)実刑にならなかった法務部長

東京地裁から期日呼出が届いた。毎回書留を再配達にする。土曜日の午前中を指定している。洗濯と掃除しているから、必ず在宅しているわけで、ちょうど良い。

今回の原告準備書面も今迄の繰り返しだ。そりゃそうなる。ネタ切れだ。預託商法をやった会社の社員だったお前達にも責任がある。ついては、損害賠償しろ。こっちは、社員に責任はねえ。そもそも勧誘してねーし。あんたら、儲かると思って勝手にゼニ出したわけで、それを弁償しろというのは、筋違い。という主張だ。被告によっては、預託商法を知らなかったと主張しているが、それは無理がある。

法務部長は、実質的な、ナンバーツーだった。何故ならば、コレコレシカジカと準備書面に書いてあり、全部事実だ。よくわかっている。こいつがいなければ、被害は拡大しなかった。

そこで納得行かないのは、法務部長は実刑にならなかったことだ。これだけわかっていて、こっちは実刑、向こうは執行猶予だ。くどいけれど、実刑と執行猶予は雲泥の差だ。

準備書面を読んでいて、あの時の法廷が脳裏に浮かんだ。まぁ、さっさと辞めれば良かったと言われると、その通りだが、そうも行かなかった。だって投資した人を放り投げられない。回顧すると、ノート1冊くらいの長文になる。

78)書面による準備手続、陳述書?

名古屋地裁から期日の通知が来た。民事裁判は忘れちゃいないが、特段アクションも取れない。弁護士に頼んでいる訳でも無く、ムショに行かされて、全て失ったから、「あぁ、そうですか」としか言いようがない。

陳述書を出したければ出せと書いてあった。答弁書は出しているが、何が違う? ネットで調べたら、「この時、こう思った」的な内容であり、人証前に裁判官が整理したり、相手弁護士が反対尋問の為の整理をする為に利用するような事が書いてあった。

そもそも、裁判官も弁護士が書いて本人に署名捺印させたものを期待していて、素人が書いたものは、迷惑なようだ。また、以前の準備書面と辻褄が合わないと、かえって心証を悪くするらしい。

いずれにしても、良くわからない。だから何も出来ない。ゼニもないし。

良くわからないのは、原告らは弁護士費用をどうしているの? 弁護士もただじゃないよね。2年半くらい経過している。以前、弁護士から聞いた話では、判決が出てから財産調査をして、それをぶんどる手続が必要だから、大変らしい。となると、成功報酬かな? 俺も損害賠償の原告になり勝訴したが、賠償金の40パーセントを弁護士に取られた。言っちゃ悪いが、大体このくらい取れるから、成功報酬はこのくらい。じゃあ、ペイすると計算しているのだろうね。

77)大川原事件 取調官 刑事告訴

そりゃ告訴するわな。選抜、大相撲、なんと言っても大谷のニュースが目立つが、ダニ警察官を許さないことも、忘れちゃいけない。

それもそうと、なんでとりあえず逮捕状が出るのか? 拘留されるのか? ガンでも保釈にならないのか? ダニクズ警視庁だけでなく、カス検察、裁判所も問題ないのか? それも考えるべきだな。兎に角、公権力があるから、のさばらせてはいけない。国が違えば、チャカ持った国民が暴動起こすかもな。テーカ、弾かれるな。個人的に。

まず、告訴を受理するかだが、しないわけには行かないだろう。その後は、期待する結果にはならないだろうね。ニュースを見ているほうも、第三者だから、記憶から薄れるだろうし。自分のことじゃないから、そうなる。結局、自分たちが闘い続けると言うことなんだよね。

必殺仕事人に頼んで、恨み晴らすしかないな。やるせない。