jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

7月 控訴 棄却する

主文は棄却するだった。この高裁の裁判長は理由をきちんと読んだ。管財団などで被害者救済にあたったのはわかるが、それとこれとは別。また、他の執行猶予になった奴らとも、また別ということ。簡単に言うと。 待機部屋に戻ったら、国選弁護人が面会で呼び出…

控訴審

いつものようにムカデというか金魚の糞状態でつながれ、高裁の控室に入った。8畳くらいの部屋で、本がふんだんに置いてある。蟹工船を読み切った。昼はそこそこ良い弁当が出た。6人くらいの雑居待合室だが、検察の待合室よりかなり良い。 配食やカラ下げは、…

国選弁護人により謎が解けた

手紙を出した後、国選弁護人が挨拶に来てくれた。やるからには、ちゃんとやりましょうと言ってくれた。この先生との手紙のやりとりで、謎がとけた。一審のクソ弁護士にも連絡をしたが、埒が明かない。そもそも、いつも電話に出ないで、必ず折り返しと言って…

控訴審までの道のり

さて、控訴をすることは決まった。高裁から弁護人選任をせよと通知がきた。一審弁護人から連絡がないので待ってくれと返事をだした。 まず、留置所で同室だった27歳が使っていた弁護士事務所に手紙を出した。数日で返事が来た。お受けできないと・・・。そり…

前勤務先の顧問弁護士が来てくれた

思わず、開口一番「先生、わざわざ・・・」と言った。先生曰く「手紙を出そうと思ったのですが、来たほうが早いと思って・・・」とのこと。感謝。 クソ弁護士のことは手紙に書いたが、先生が「弁護士が忙しいとしても手紙くらい返信できるでしょう。その人お…

年末最終日に東京拘置所に移送

ヤクザの計算通りだった。28日に留置係が「留置品の服は全部洗濯しておいたからね」と言いに来た。一緒に荷物をまとめた。いよいよ明日、12月29日に移送だ。 朝、ムカデ状態で検察にみんなと一緒にバスで行き、拘置所移送の俺たちは検事調べのやつらとは、別…

判決は実刑 クリスマスにギリギリ控訴 隣のヤクザに感謝

いよいよ判決の日だ。留置係が来て「執行猶予になったら、荷物どうしようか」と言いにきた。同室の27歳が「ほら、執行猶予ですよ」と言った。俺も内心、うれしかった。だが、判決は留置係が知る由もない。 裁判所について、法廷に連行されるとき「執行猶予に…

婦女暴行の若いサラリーマンが同室になった

元アイドル旦那と別れ、すぐに婦女暴行で捕まった27歳のベット会社のサラリーマンが同室になった。小指を骨折しているので、俺の房に来たのだろう。かなり精神不安定だった。俺は事件を根掘り葉掘り聞かないが、因みに「何したの」と聞いた。 大雑把に言うと…

有名アイドルの元旦那と同室になった

彼が来た時、みんなが騒いでいた。俺は誰だか良くわからなかった。風呂もみんなと別にされていた。風呂でみんなに聞いたら「〇の旦那だよ」と言われ、驚いた。 しばらくして、俺の独房に来た。留置所も俺なら一緒にしても大丈夫と思ったのだろう。俺も根掘り…

第二回 公判 弁論・論告とは知らずに行った

弁護士が法廷に遅れて来た。なんだこいつはと思った。 で、弁護士が負債もこれだけあり、督促が何通も来ているようなことを言った記憶がある。検察が、原告の陳述書を読んだ。早い話、これだけ被害者は可哀そうですよ。と言いたいわけだ。それで、間接的に「…

第一回 公判 冒頭手続

公判直前になって、クソ弁護士が来た。他の房の人達も心配してくれていた。留置係から「弁護士さん来たよ」と言われて面会に行くとき、隣の房の人から「良かったね」と言われた。 弁護士曰く「リードしますから」とのこと。例えば、こんな質問しますから・・…

併合・分離、なんだそりゃ?

2回目の起訴が4月頭だったわけだが、その後、分離するとか併合するという通知が来た。さっぱりわからない。6月にやっとクソ弁護士が来た。ろくな説明がない。「やれ分離だ、併合だと大変だった。色々手紙もらってますが、やってませんよ」とのこと。ゼニも前…

冤罪を考える 野村證券第二事業法人部の横尾さん

留置所では、官本くらいしか読むものが無い。他の人は、家族から雑誌を差入してもらっている。支援が無いのは、惨めなものだ。随分と後で知ったが参考書的なものは、差入不可。ここは、勉強する場所じゃないという理屈。可笑しな制度だ。先進国と言えない。…

予定通りであろう、詐欺で起訴された。

そうこうしているうちに、留置所に起訴状が届いた。4月頭のことだ。再逮捕から二週間後だ。これは定められた期間通りだ。驚いたのは、再逮捕されたうちの二人が不起訴になっている。刑事素人の俺でも、この違いが大きいことは、わかっていた。 為体弁護士が…

起訴後、すぐ再逮捕というストーリー

留置所のフレンドリーな警察官に、初日に次のように示唆されていた。「再逮捕になるんだよ。だいたいね」で、出資法違反共犯で起訴された翌日、詐欺で再逮捕された。指紋、写真、DNA採取という流れだ。断るうんぬんの話ではない。人権は無い。留置所に留置す…

留置所生活が始まる

朝6時だったか起床。点呼が先だったか。900円で買わされた洗面道具で洗面。部屋毎に運動と言われ、髭剃り。最初は運動するのかと思っていたら、ただの髭剃りタイムだ。何をするにも検身がある。口の中を見せて、足の裏を見せて、何回かで手順に慣れた。…

勾留手続は、単なる事務処理。

次の日、留置所からバスに乗って検察へ。逮捕から48時間以内で警察が検察に送致して、検察官が勾留相当と見解を出し、裁判所が勾留決定するわけだ。まず、連れて行かれる時、何人もロープでつながれ、ムカデみたいに歩くわけだ。で、バスに乗るまでの短い…

池袋署 留置所に入る

警視庁で簡単な取調があり、病院へ寄ってから、留置所に入った。警視庁を出る時、別部屋に顔を机に伏せたまま、動かない女性がいた。あぁ、経理部長だ。そりゃ、動けなくなるわ。普通の人は、逮捕なんてされない。想像も出来ない。ましてや、家に帰れば普通…

警視庁到着。入口にカメラが待機。

車に乗り込んだ後、コンビニに寄ると言う。私に食わせる、おにぎりを買って来た。奴らの話によると、使える額は決まっているようだ。「お前らから貰ったものは食わない」と私は言った。野良犬からものを貰えるか! 途中で、「手錠!」と一人の奴が言って、手錠…

逮捕。早朝ピンポン。

出勤の準備中。何かと思った。インターフォンの画面を見ると、数人の男達が立っている。ドアを開けたら、紙っペラを突き出して、部屋に入って来た。パソコン等、押収すると言う。事情聴取の延長みたいなものかと思った。しばらくして、1年間もの事情聴取を…