jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

池袋署 留置所に入る

警視庁で簡単な取調があり、病院へ寄ってから、留置所に入った。警視庁を出る時、別部屋に顔を机に伏せたまま、動かない女性がいた。あぁ、経理部長だ。そりゃ、動けなくなるわ。普通の人は、逮捕なんてされない。想像も出来ない。ましてや、家に帰れば普通の主婦だ。私は無呼吸症候群で血圧が高いから、病院に寄った。池袋署のご用達病院のようだ。「余計なお世話」だ。留置所に入るのに、具合見てどうすんだ。院内で、手錠を隠せと言うが、隠さなかった。俺は犯罪者じゃない。

池袋署留置所では、裸になり、着ている物等、全て領置された。点呼のやり方等、一通り説明があった。俺は今日から○番とのこと。タオル・ハミガキセットを900円で買った。貸してもくれるが、買わざるえないだろう。所持金は8,000円しかないから痛い。とにかく、何も持つなと言われて車に乗せられた。確かに、手帳等を持って行っても領置され、見れないことが入ってからわかった。要は、人質司法とはこれだ。何もできないし、記録を確認することもできない。

無呼吸のシーバップを持ち込んでいるので、独房になった。雑居のような煩わしさはない。しかし、後でよくよく考えると、俺みたいに刑事に無知な奴で、弁護士が頼りにならない奴は雑居が良い。周りが色々教えてくれる。

とりあえず、気丈に振る舞った。1人の留置係が「よろしくね」と声をかけてくれた。これは助かる。少し安心する。

板の間、鉄格子の部屋で10カ月も過ごすとは、この時は思ってもいなかった。