jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

控訴審までの道のり

さて、控訴をすることは決まった。高裁から弁護人選任をせよと通知がきた。一審弁護人から連絡がないので待ってくれと返事をだした。

まず、留置所で同室だった27歳が使っていた弁護士事務所に手紙を出した。数日で返事が来た。お受けできないと・・・。そりゃ、控訴審から受けるわけもないか。

元勤務先の弁護士には頻繁に手紙を出して相談した。タイムリーに返事が来る。まず弁護人だが、弁護士会の担当弁護士に連絡を取ることを勧められた。早速、刑務官に願い事でFAXをお願いした。

数日後、新橋の弁護士が来てくれた。ここで知ったのは詐欺の場合、オレオレ詐欺が流行ってきてから300万以上で実刑になるということだった。被害金額を考えると、3年で罰金80万円は検事も裁判官も優しい人だということだった。クソ弁護士とのやりとりを聞き、この状態では受任できない。その弁護士に私から、どうするつもりか聞いてみる。ついては、とりあえず受任できないと拘置所には返答しておくとのことだった。

翌日、刑務官が新橋の弁護士が受任しないという回答書を持ってきて言った。「国選しかないよね」と。

一週間以上たったか、新橋の弁護士が別件のついでで面会に来た。「一審弁護士は、同じ弁護士として許せない」とのこと。「先生、控訴審はどうされるか」と聞いたら、「高裁には自分がやりますと言ったんですけどね」という返事。「いや、選任届をださないと駄目でしょう」と言ったら、「はあ」という感じ。それで、どんな事務所か調べたら、ろくでもないとの感想。これを教えてもらっただけでも、意味があった。

前勤務先の弁護士は、高裁にも電話して色々と聞き出し、検討してくれた。結果、国選しかないでしょうということになった。当たりはずれがあるが、そもそもゼニもないのに、国選以外にできるわけがない。

やがて、高裁から裁判所で国選を選任したと通知が来た。早速、国選弁護士に手紙をだした。