jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

国選弁護人により謎が解けた

手紙を出した後、国選弁護人が挨拶に来てくれた。やるからには、ちゃんとやりましょうと言ってくれた。この先生との手紙のやりとりで、謎がとけた。一審のクソ弁護士にも連絡をしたが、埒が明かない。そもそも、いつも電話に出ないで、必ず折り返しと言ってくる。わけがわからないとのこと。

判決文も俺が持っていないことを知り、早速コピーを送ってくれた。なんと、そこで初めて求刑が3年6カ月、罰金100万だったことを知る。当然、第何条でどうのこうのと仔細もわかった。

陳情書も書いた。そして、前勤務先の世話になっている弁護士にもかけあって、その弁護士の陳情書もとってくれた。原案を作ったが、それはさすがに拒否されたとのこと。内容がやや過激だったのか。そうこうしているうちに、控訴審が7月に決まった。

控訴審の前の最後の面会では、次のようなことを話した。弁護士曰く「証拠がはっきりしすぎている」つまり、俺が社内メールで「これは詐欺だ」と送信したことを指すのだろう。後は、他の実刑になりそうな者は、3年以上の量刑になるだろうとのこと。

ここで初めて知ったが、控訴すると未決勾留参入は2ケ月損するということだ。そういえば、新橋の弁護士会当番弁護士が「控訴はもったいない。2か月刑が長くなりますよ。一審が覆ることはない。控訴を取り下げることが得策」とね。

要は、税で言えば、基礎控除のようなもので、留置所・拘置所に勾留されていた日数も実刑に参入されるが、一審で2か月、二審で2か月は参入しませんよということだ。

やるだけやったという気持ちで、なんとか7月まで過ごした。

その間、前勤務先の顧問弁護士に元同僚の住所を調べてもらい、手紙をだした。すぐに面会に来てくれた。お菓子、本、ゼニを差し入れしてくれた。これで命がつながった。ノートやボールペン、お菓子を自由に買えた。そして、彼が最後の勤務先の同僚に連絡をとってくれた。その同僚はすぐに会いに来てくれ、次男にも連絡をとってくれた。次男もすぐに面会に来てくれた。お菓子、ゼニを差し入れしてくれた。

ただ、元同僚や次男とは、その後はしばらく音信不通になる。まあ、人間なんてそんなもんだ。他人のことをそうそう構ってられない。