jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

刑満期到来。施設を出なけばならない。

仮釈放は5月。刑満期は9月中旬。満期が来ると、施設も面倒は見られない。すぐ出ていけとは言わないが、あうんの呼吸だ。一生懸命探した。還暦、前科者、クレジットブラックでは難しい。

ある日、池袋から板橋方面に向かった不動産が気になった。早速、行ってみた。社長は70代の女社長。結局、この社長が「うちが管理している物件に入れ」と言ってくれ、現在にいたる。この社長と出会わなければ、今はないだろう。

この間に、東京都の制度とか、もちろん問い合わせた。結論は、クソということだ。全く役に立たない。おい小池、知ってるか。知らんだろうな。

爆笑なのは、住居を手当てする制度があり、電話で聞いたら審査が通るまでホテル待機せよとのこと。頭悪いのか。住むところがない奴が、ホテル代はらえるのか。そこをこんこんとついて、電話口のねーちゃんに「あんた、ムショ出たやつを軽く見るんじゃないよ」と言った。「はい」と言ってたな。なめてんじゃねーぞ。アホ公務員。小池、おめえも選挙のことばかりじゃなくて、普通の仕事をやれよ。

わけありでも部屋探しますという池袋の不動産屋も訪ねたが、結局のところ、わけありじゃ駄目じゃねーか。宣伝文句と言ってることが違うでしょ。こういうのは、信用できないし、2度と行くまいと思った。だから、普通に探していては駄目だが、隠し立てはできないし、直球勝負で当たってみるしかないと思った。

70代の女社長は「話を聞いて、ちゃんとしている人とわかったよ」と言ってくれた。大家とも友達だし、なかなか借り手がいないしということもあったが、この社長のおかげて入居できたのだから、贅沢は言えない。当然、ブラックなので保証会社の審査は落ちたが、それもやむなしと言ってくれた。大家が友達とは言え、保証人はつけなければならないが、なんとこの社長がなってくれた。今の世の中にも、こんな人いるんだよ。

何があっても裏切れないし、家賃滞納はできない。入居時のカネも全額払えなかったが、待ってくれた。もちろん、俺も直球で話をしたのが良かったとは思う。

引っ越しも、この社長が車を出してくれた。

施設のほうはというと、「さすがですね」なんてヨイショするわけだ。出て行ってほしいからね。まあ、施設の職員に文句言っても仕方ない。てめーでやることだ。