jetskix2のブログ

人質司法と闘う前科者

やがて部屋長、そして独房に。

月日は流れた。そりゃ苦労は多い。でも、死ぬほど困ることもない。何がどうしたか、部屋長の衛生係が懲罰になることをやらかした。で、覚醒剤パキスタン人が1番席になった。1番は一応部屋長だ。そいつも仮釈放で出て行って、俺が1番になった。野菜泥棒、路上強盗、殺人未遂、脱税会社経営者の我儘80歳をとりまとめる苦労をご推察いただきたい。

やがて、オヤジから「独房に行きたいか」と聞かれた。「いや、今の雑居は問題があるので・・・」と言ったら、「それはお前が考えることじゃない。イエスかノーかを言えば良い」と言われ、イエスと言った。独房は、それは快適だし、基本は選ばれた者しか行けない。

忘れもしない、3月13日、準面接があった。要するに仮釈放のための面接だ。これがあると、2週間前後で寮に移り、そこで2週間過ごして仮釈放になる。2023年のことだ。逮捕から3年経過しているわけだ。

リモート面接室まで連行されるとき刑務官から言われた。「もういい。あーだこうだ言うな。はい。はい。と言っていればいい」とね。俺が、面接の保護司に能書きをたれると思ったのだろう。おっしゃる通りだ。

面接の保護司は、てめー何様だと思うくらい上から目線だった。てめー、他の犯罪者と一緒にしてるんじゃねーぞみたいなことは、間接的に言った。その高飛車の保護司も反論はできなかったな。だって、できるはずもない。

工場に戻ったら、親爺が「もうちょっとで寮だな」と言った。でも、5月まで工場にいたんですけど。